クリニックのホームページを自作する方法 (1) ほんとにできるのか

医学部生〜研修医から、手術を覚えたり研究をしたり。。
お医者さんはその時々を一生懸命勉強してきた方がほとんどですよね。

開業することに決めた!!ってなっても、どうやってやるんやろか🤔 
のところからのスタートになります。

ITやプログラミングに全く詳しくなくても、なんとかホームページを作ることはできました。

自己紹介:たける

福岡市地下鉄西新駅/藤崎駅「高取商店街」の眼科専門医。
福岡県八女市生🍵
長崎大学医学部
→九州大学眼科
→生医研免疫学
→ボストン✈️
→糸島
→高取に2018秋開院。

わたしはIT化は好きだけど、右脳人間なんです。
なので、細かいところは全然わかりません。

CSS? コード? 今でも完全に呪文です。
それでも、クリニックのホームページを自作して運用できる時代になっていました😊

自分なりの綺麗なホームページを作りたいなーと思って、開院前からいろいろやってみました。

抑えていったコストは、患者さん・スタッフのためになるかなーと思っています。

今ではかなり多くの方が見てくれるページになり、作り方を聞かれることも多くなりました。
主に開院前の先生が多いですが、先輩のクリニックの先生からお問い合わせいただくこともあります。

最初にホームページの自作を勧めてくださった福岡移住計画の板村成道さん、
ロゴデザインをしてくれたアシタデザインの矢野修平さん
ページに可愛いイラストを描いてくださったアーティストの辻菜月さん
写真を撮ってくださった松下さん、橘ちひろさん

2021.3月〜Wordpressに移行:
わからないところを教えてくださった竹内希さん

みなさまに大感謝です!!ほんとにありがとうございます👏

自分で試行錯誤しながら作った方法:
このページに記載して、皆に見ていただけるようにします!
よろしくお願いします。

目次

クリニックのホームページを自作する方法 (1) ほんとにできるのか🤔

はじめはホームページビルダーで

最初の頃は、Strikinglyというホームページビルダーを使っていました。
アメリカかな?どこの国の会社かわからないです。
月額15ドルくらいのPro版にしてました。ほとんど費用がかからない。。
質問もメールで答えてくれて、良かったです。
英語でも日本語でも、すぐに対応されます。
最初にやってみるには、とてもいいサービスでした。

Strikingly

でも内容が増えてきて、使い勝手が悪くなってしまいました。
ウェブ上に内容を預けているので、バックアップの不安もかなりありました。

そして、2021.3月〜Wordpressに移行しました。
その頃の経緯を少し書いていました:
https://note.com/takeru_y/n/ne0784eb61185

開院後2年半、Wordpressに移行!

コロナ禍で演奏も全部中止、ピアノのある場所に出向くこともなくなりました。
時間がたくさんあった!

ホームページをはじめるために、まずこれから:

インターネットの住所みたいな「ドメイン」を取得
データを保管してもらう「レンタルサーバー」
ホームページを実際につくる「Wordpressテーマ」
が必要になります。

Xserverドメイン エックスサーバー

いずれも長期的にみても安価で、運用して8か月経った今も全く問題ないです。
実際のWordpressのインストールは、サーバーのHP内でおこないます。
詳しくは次回以降で記載します。

クリニックのホームページは依頼するのが良いのか、本当に自作できるのか

ホームページの会社は専門のスキルを持った方々で、日々の管理等も素晴らしいのだと想像しています。
依頼することにした方が、プロの素晴らしいページができると思います!

でもクリニックをひとつ作るには、ほんとにお金がかかる💸
継承でもなく新規・金銭的援助がゼロ、ひとりで立ち上げるクリニックにはびびる金額が並びます。

取り急ぎ必要なのは、

  • 来院したいと思った人が見てくださって、必要不可欠な情報が載っている
  • 診察にあたる医師のことがイメージできる
  • ある程度の綺麗なデザイン
  • スマホ対応

でしょうか。

なるべく金額を抑えたら、その分は患者さんのため・スタッフのためになる!
と思って、なるべく費用を抑えることに考えました。

上記に挙げたみなさまのおかげさまです。
クリニック運営に必要なスタッフとして、ホームページは24時間一生懸命働いてくれています。
いま月間5万PV(ページビュー)くらいです。
(多いのか少ないのかはわからないです)

クリニックらしいデザインのホームページにする

クリニックらしいデザインは、Strikinglyで並べていったらできました。
2年半はStrikinglyのページを運用:
綺麗なデザインの根幹は、ロゴマークを作ってくださった矢野さんのご助言によるものです。

背景を色々作っていたら、ちょっとごちゃごちゃしてしまい。
「このロゴマークには、背景は白でお願いします」

と言ってくださったことが良かったです。

背景デザインを考えるのは大変。
白なら何もしなくてOK。
そして、綺麗ですね。

もちろんいろんなホームページは参照しました。
すっきりしているページが好みでした。
アメリカとか、スペインのクリニックも見てみたり。
自分なりに考えたことをStrikinglyのテンプレートに並べていきました。

それを踏襲して、今のWordpressに移行しました。

Strikinglyでつくったページはもう削除してしまったのですが、
読み上げのYouTubeを作ってみてました。
ご興味あれば、こちらもご笑覧ください:
たける眼科YouTube

写真撮影は、演奏のお客さんで来てくださってた松下さん・橘ちひろさん。
クリニックまで来ていただけました。
近所のフリーランスのカメラマンに撮っていただくのが良いと思います。

クラウドソーシング「ランサーズ」

クリニックの自作ホームページ:最低限のメニュー

すぐに必要不可欠な情報にアクセスできるよう
1ページ目の真上に「診療時間」の画像を置いています。
最低限のメニューは:

トップページ

https://takeru-eye.com

眼科のキャッチフレーズ的な記載
手術しないクリニックにしたので、「白内障日帰り手術」等の表示が必要ありません。

代わりに、
眼炎症・網膜・緑内障・眼科一般
こどもの目(小児眼科)
コンタクトレンズ・オルソケラトロジー
としました。

手術をしない眼科全般を診ています。
小児科医になりたかったから医学部に入りました。
顕微鏡手術がしたいなと眼科医になったのに、結局研究にはまってしまいました。
一番がんばってきたのは「ぶどう膜炎

免疫学をたくさん勉強したので、「眼炎症」

ぶどう膜炎の患者さんもたくさん診れているけど、こどもがとっても多いクリニックになりました。

先生の好きなキャッチフレーズをお考えになるのが良いと思います。

よみもの/最新情報

https://takeru-eye.com/category/blog/

最初はほとんど力を入れずに記載していました。

診療をするうちに調べたいことがたくさん出てきて、論文検索!
自分なりの言葉で、わかりやすくもクオリティを高い記事を書くようにしています。

2021明けくらいから、読み上げるYouTubeを作ってたりしましたが今は中断。

もう少し頑張っていきたいページです。

初診の方へ

目の不安があり来院される患者さんへのメッセージ、
クリニック概要を記載しました。

交通/アクセス

商店街の中で、近くまで来てもわかりにくい場所なんです。
矢野修平さんの天才的なデザインの地図画像をトップに、
周辺情報を載せています。

こちらも、フリーランスのかたにお願いしたら良いと思います。

駐車場も一方通行が多くわかりづらい!
https://takeru-eye.com/directions-parking/
道案内ページを作ってもらって、問い合わせの電話が減ったようです。

院内設備

https://takeru-eye.com/category/equipments/

機械の説明を主に載せました。

医療機器メーカーさんから頂いた写真や、自分のiPhoneで撮った写真を使っています。

予約ページ

2018年当時は、福岡の眼科で予約システムを取るところはほぼありませんでした。
3beesさん
最初から入れました。

https://www.3bees.com

担当のかたに連絡した方が費用も少し良いので、必要でしたら私に仰ってください。

English

https://takeru-eye.com/englishpage/

留学中に英語が話せるようになり、
帰国後は九大病院で英語の診療ができるようになっていました。

クリニックは西南学院大学・修猷館高校のすぐ近く、
九州大学のあるエリアからもアクセス良好なんです。
伊都キャンパスには、眼科教授だった石橋先生の総長室🎓

九大病院から英語の患者さんを紹介いただくこともあります。
こちらも、もう少し充実させたいページ。

求人・採用

https://takeru-eye.com/recruitdetails/

クリニックの雰囲気等、詳細は「よみもの」に書いたリンクを付けています。

クリニックのホームページを自作するメリット

  • 自分の思った通りに構成できること
  • 更新は自分で瞬時にできる
  • 費用がほとんどかからない

ことです。

勤務医を辞めて開業医になること:
誰にも何も言われない完全なフリーランスになる一方で、
全部自分で考えないといけない立場になります。

考えをまとめる上でも、ホームページ自作は本当に役立っています。

クリニックのホームページを自作するデメリット

  • 忙しい合間に、ホームページの勉強をしないといけない
  • IT系の専門用語がわからない
  • わからない部分の専門用語が何ていうかもわからない

ほんとにわからないことだらけなので、
気軽に聞けるIT系の友人がいれば良いですね!

わたしも可能な限りお手伝いしたいと思っています。

1回目のまとめ:自作でほんとにできるのか

ほんとにできるし、やってみられるのは良いと思います!!

自分の思ったクリニックに近づいていける方法でもあるかな、と思っています。

2回目以降で、具体的な作り方を記載します!

よろしくお願いします。

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