電子カルテはMacを使っています。

長崎で安いMacを見つけて以降、Macの使い方をおぼえました。
たびたびクラッシュしていたのも、良い思い出です。

研修医1年目、山口大学眼科の医局には全員分のWindows PCが用意されていました。
発表用などに自分でもひとつ購入しましたが、私にはなじみづらいものでした。

免疫学研究の世界に入って以降も、ずっとMacだけで仕事をしてきています。
直感的に操作できていけるところが、使いやすいのだと思います。

でも、Macで電子カルテを使うことは一般的ではありません。
勤務先眼科の病院のカルテは、全てWindows PCでした。

目次

眼科の電子カルテは、Macを使っています。

Macだけで眼科診療をおこなうメリット/デメリット

メリット
・一日中Macの画面だけをみて、仕事ができる
・iPad, iPhoneと親和性が高い
・受付カウンターがきれい(主観ですね)

デメリット
・眼科医療機器をつなげてくれるメーカーがほとんどない
・厚生労働省などの提出書類が作成できない

お役所も併せて、Windows PCの使用だけを想定されていることもあるようです。
ExcelとWordも持っていないので、対応ができないこともありました。

眼科医療機器は、全部つなげていただけました。
前例がなかったそうで、機械のかたがたにだいぶお世話をかけてしまいました。

福岡市浄水通りの「エムアイユー」社

眼科では、主に3つの電子カルテが主流のようです。

REMORA/CLAIO(ファインデックス社)
Navis(ニデック社)
Medius(ビーライン社)

大学病院・関連病院・勤務先眼科でもほぼいずれかを使っていました。
慣れたらどれも使いやすく、良かったです。

商店街の小さな眼科:
外来・病棟で、たくさんの医療スタッフと一緒に使用するのでもありません。
必要な機能のみを使いやすく、と考えました。

2018年当時、Macで眼科ができそうなカルテはほとんどありませんでした。
いくつか検索しましたが、Macの中でWindowsを使う方法など。

やっぱりMacだけでできないかな。。

ご挨拶に伺った向かいのレディスクリニックで、エムアイユー社のカルテをみつけました。
本社が福岡市内、すぐに訪ねて行くことができました。

電子カルテの調子悪かったら電話して、スーツのお兄さんが来て。
というイメージがありましたが、

エムアイユー社のかたは、
メールをしたらすぐ返信をくれて、リモートで操作をしてくださる。

人の移動の制限のある現在、時代に即したサポートと思います。

Excel/Wordを使わずに、仕事をすすめる

Macでは、
Excelの代わりの、Numbers
Wordの代わりの、Pages
Powerpointの代わりの、Keynote

を、使っています。
いずれも使いやすく、九大医局〜留学時にもずっと使っていました。

学会・論文作成・その他プレゼンテーション
ほぼ問題ありません。

動作が軽いのが、とても良いです。

2007年以降に登場したiPhone/iPadを使うようになって、さらに使いやすくなりました。

開業してからは、Excel/Wordを入れないといけないのかな?という場面もありそうでしたが、結局入れずにOKでした。

先日の感染対策防止金報告書は、
Google spreadsheet
で、なんとかなりました。

それでもWindows PCがひとつ。

コンタクトレンズ管理アプリは、神戸の会社のものを使っています。

Windows PCで、社長さんが素晴らしいアプリを開発されてあります。
それを使うために、HP製のラップトップPCを買いました。

在庫管理・発注などを全部まかなうことができています。
Macの電子カルテ・レセコンへの連携もしていただいています。

その後、社労士事務所にてタイムカードのアプリもWindowsに入れてもらっています。

どちらも会社・社労士事務所でセットアップしていただいたので、やはりWindows PCを覚える機会はありませんでした。

何かトラブルがあった際には、リモートで対応していただいています。

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